中学生でもわかる『ICO』解説④【ICOとIPOって何が違うの!?】

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中学生でもわかる『ICO』解説③【ブロックチェーンって何!?】
前回のエントリーはコチラ↓ 最近やたらと耳にすることが多い『ICO』というものについて理解していくのが目的の『中学生でもわかる『ICO』解説』。 タイトルにもある通り、学校で政治経済や金融について習い始める中学3年生レベ...

最近やたらと聞く「ICO」という言葉。

「ICO」ド素人の僕が、ほぼ自分の勉強の記録を目的として書いているこの『中学生でもわかる『ICO』解説』だけれど、これまで一向に「ICO」の話に入ることもなく、仮想通貨やブロックチェーンについてだけ書いてきた。

理由は簡単で、「ICO」について語るにはまずは仮想通貨を理解する必要があり、仮想通貨を理解するためにはブロックチェーンを理解する必要があり、その双方について勉強してみたら予想以上に面白くてついつい書きすぎてしまったのだ。

けれど、4回目はようやくICOについて書いていきたい。

現時点(2017年8月現在)で話題となっているICOは、バンコールやCOMSAだろう。

【バンコールはICOで3時間で167億円をち調達!】

ブロックチェーン・プロジェクト「Bancor Protocol」(バンコール・プロトコル)が、イーサリアムのネイティブトークンETHを用いたICOを通じ、ほんの3時間で167億円相当を調達した。

ICOの調達額は過去最大を更新。フィアットベースでは、昨年6月に実施されたThe DAOの160億円を若干上回る結果だ。発行されたトークンの総量は 79,323,978 BNTで、ユーザーはこの 50 %となる 39,661,989 BNTを得たことになる。

出典:ビットコインニュース

要約すると、バンコールが独自のトークン(BNT)を発行し、売り出した。結果として、BNTたった3時間で167億円分が売れたということだ。

【COMSAは日本初のICO案件!】

僕自身、COMSAを通してICOというものに興味を持ち、自分自身の学習のアウトプットの場としてこのエントリーを書いている。

クラウドファンディングで有名なCAMPFIREがCOMSAを使ってICOを行う予定もあり、そのへんもCOMSAの魅力の1つだ(僕はCAMPFIREがやっていることにとても共感しているし、代表の家入さんのことを尊敬してもいる)。

では、3時間で167億円も調達できたり、日本有数のクラウドファンディングを運営する企業も検討しているICOとは何なのか見ていきたいと思う。

ICOって何!?

まず、ICOは『Initial Coin Offering』の略だ。

Initial=初期の」

Offering=売り出し(提供)」

Coin=仮想通貨」で行うということだ。

このネーミングの由来は勿論「IPO」から来ている。

IPOは、

Initial=初期の」

Public=公開の」

Offering=売り出し(提供)」のための株式発行のことだ。

通常は株式発行で行うことをICOでは仮想通貨で代替する。そのことでどんな違いが生まれるのか、メリットやデメリットはなんなのかをまずは書いていきたい。

ICOとIPOの違い

ICOというよくわからないものをIPOという身近なものと比較しながら理解していこうと思っていたのだけれど、この投稿の主旨は「中学生でもわかる」ということだ。

おそらくほとんどの中学生がIPOについてもわからないと思うから、まずはすごく簡単にIPOについても触れておきたい。

IPOって何!?

企業が事業を起こしたり、継続させたり、展開・発展させていく時には必ずお金が必要になる。自分で作った売上や利益から出るお金(自己資金)だけでそれを賄える場合もあれば、そうではない場合もある。

そうではない場合に備えて企業には様々な資金調達の手段が用意されている。

代表的なものから金融機関からの借り入れやVC(ベンチャーキャピタル)からの融資だけれど、IPOはそんな数ある資金調達手段の1つだ。

株式を投資家に売り出すことで証券市場に上場し、誰でも株取引ができるようにする。企業は自社が発行した株式を広く売買することで資金調達ができるようになる。

また、IPOをして上場企業となれば、社外からの信用度が増したり、認知度が上がることでブランディングや採用活動の成功にも繋がるといった副次的な効果も見込める。

株主であれば、IPOによって自分が持っている株の値段が大きく上がることを期待できる。

また、新規株を購入する権利を得た投資家(抽選で決まる)は、公募価格(上場前の価格)で株を買うことができる。上場後は株価が上がることが多いので、そこで株を売れば大きな利益を得ることができる。

おおよそこんなところがIPOの流れだけれど、今度はIPOと比較しながらICOを理解していきたい。

交換されるものの違い

【IPO】

投資家…お金を払い、株式を得る

企業…株式を発行して売り、資金を得る

【ICO】

投資家…仮想通貨を払い、企業から発行される仮想通貨やトークン、その他の優待等を得る

企業…仮想通貨を市場で現金化し、資金を得る

ちなみに、ICOとセットで『トークン』という言葉がよく出てくる。

でも、実は僕はこのトークンという言葉の定義がいまいちよくわかっていない。トークンについては、また別の機会に調べてまとめたいと思う。

交換されるものの違い

【IPO】

投資家…お金を払い、株式を得る

企業…株式を発行して売り、資金を得る

【ICO】

投資家…仮想通貨を払い、企業から発行される仮想通貨やトークン、その他の優待等を得る

企業…独自のトークンを発行して売り、資金を仮想通貨で得る

主幹事や幹事の有無の違い

IPOの場合は、証券会社や金融機関、ベンチャーキャピタル等が主幹事や幹事を務めることがほとんどだ。そして、主幹事は株式を上場させるための準備をや審査の対応、売出株式の引き受けなど、さまざまな業務の中心となる。

でも、ICOにはそういった主幹事や幹事は存在しない。

WEB上で企業と投資家の間で直接やりとりが交わされるだけだ。

このあたりは、『ブロックチェーン』という仮想通貨を管理するシステムが中央集権的ではなく、分散的な特徴をもつという点に通じるものがある。まさに仮想通貨を使用した上場ならではといったところだ。

上場の舞台に上がれる人の違い

次に見たいのは、上場という舞台に上がれる企業や投資家がICOとIPOでどう違うかだ。

【IPO】

投資家…通常は、ブックビルディング期間に抽選で参加者が決められたり、主幹事の得意先に話が行く(IPOはかなりの高確率で利益が出せるため)

企業…ある程度の企業規模や将来性、担保等が必要

【ICO】

投資家…クラウドセール期間中であれば、誰でも世界中のICO案件にWEBを通して参加ができる

企業…ベンチャーや個人であってもICOへの参加は可能

ICO投資のメリットとデメリット

ここまでのIPOとICOの違いを書いてきたが、ICOに投資する立場としてのメリットとデメリットをまとめてみたいと思う。

【メリット】

  1. WEB経由で手軽に、世界中のICO案件に直接投資可能
  2. 小さなベンチャー企業や個人の案件にも投資可能
  3. トークンや仮想通貨の流価値が上がれば、大きな売却益の獲得が可能

【デメリット】

  1. 仮想通貨やトークンの価値が未定(上場せずに消えていくものもあれば、資金を集めて終わりの詐欺のように感じられる通貨もある)
  2. 仮想通貨やトークンの使用範囲が期待と異なる場合がある
  3. IPOと比較するとハイリスクハイリターン

ICOに乗っかるかどうか

以上仮想通貨やブロックチェーン、ICOについて極力中学生でもわかるように、平易な言葉でまとめたみた。

こうやってまとめてみたことで一番勉強になったのは間違いなく僕だろう。

仮想通貨やICOについては、僕自身中学生並み、いや、それ以下の知識しか持ち合わせていなかったけれど、これらのエントリーを書くために、本やWEBで勉強することで少なくとも中学生レベルの知識は身にけることができた。

 

最後に仮想通貨やICOに乗っかるかどうかだけれど、僕は『乗っかるべき』という結論を出した。

まだまだ芽が出たばかりのシステムや商品だし、詐欺のようなものも多い。

けれど、仮想通貨やブロックチェーン、ICOには『未来』や『理想』を感じさせられる

今後も細かい問題や事件は起き続けるのだろうけれど、そんな些細な問題が起きたからといって、この革命を止めてはダメだ。

そうはいっても、リスクの高さもあるため、まずは少額で仮想通貨やトークンの購入をしてみることからお勧めする(『ICOで人生一発逆転!』というような関わり方は個人的には全く勧められない)。

貯蓄で増えも減りもしなかった資産を仮想通貨やICOで流動的に使用し、未来のお金について考えたり、

僕も以下のCoincheckとZaifを利用してまずは両方に50万円ずつ入金したところから始めた。

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